結婚~離婚までの道①新たな苦悩

前回の記事に続き…
私の結婚~離婚までのお話です。

結婚して二年…

日当たりの良い場所に住まいを移し
念願だった犬も迎えてから…

さらに…
整体院など 治療の甲斐もあって

私の体調はみるみる良くなっていきました。

とはいえ…
働きに出るのはまだ怖い…

“男が働くものだから…”

結婚前から 当然のように言っていた夫に甘え…
専業主婦を続けていた私

急な仕事は無くても
居れば 仕事はいくらでもある…

そんな仕事形態だった夫は
生活のために残業、休日出勤の日々…

私はと言うと…
節約しながら家計をやりくりすること…

どうやったら彼が喜んでくれるだろう…
健康でいてくれるだろう…

そんな事を思いながら 
日々献立を考えたり…料理を作ったり…

そんな何気ない日常が楽しかった

疲れているはずなのに…
お休みの日は買い物に付き合ってくれたり

それ以外も…
私の行きたいところばかり…

“行きたいところはないの?”
何度聞いても 返ってくるのは

“ゆうちゃんの行きたい所が 
俺の行きたい所だから…”

“たまには あなたの行きたい所に行きたい”

そう言って促しても
いつも…ゆうちゃん、ゆうちゃん

ゆうちゃんが笑顔でいてくれたら…
そればかりでした。

本当に嬉しかった…ありがたかった…

ただ…たまには引っ張って欲しい
…それも本音でした

そのうち
こんな風に考えるようになった

行きたいところがないなんて…
そんなはずはない…

きっと我慢しているんだ

実は…
結婚する少し前から ある問題が浮上

夜の生活のことでした。

問題は私の方にありました。

なぜか 
激痛で行為に至ることができない…

婦人科を訪ねても 原因は分からず
永い間 レス状態が続き

それでも 不満も口にせず
嫌な顔一つしない夫

幸せな家庭を知らない彼に…
いつかは 子供を作ってあげたいと思いました。

その一方で…

自分は
子供を作ってはいけない人間だとも…

自信が無かった…
まともに育つわけがない

私のような不幸な人間を作ってはいけない…

私みたいな…こんな人間
これ以上増やしたくない…負の連鎖だ

夫は…子供が欲しいか 欲しくないか
半々ぐらいだと言いました。

ゆうちゃんが望まないなら…
いらないよと

子供ができにくい体質の上に…
こんなんじゃね…

こんな私が 彼のために
してあげられることって あるのだろうか…

社会のためにも…妻としても
私は 何の役にも立っていない…

そう思うようになっていきました。

文句の一つでも言ってくれたなら
どんなに楽だったろう

元々…自分の事も余り語らなかった夫

話すのはいつも私ばかり…

私は…
自分をさらけ出して向き合っているのに

彼の心が見えない…
意思が伝わってこない…

一体 何を思っているのか…

リビングで…
パソコンに向かっている夫の背中を見て
何度思ったことか…

きっと 幼い頃から

自分の意思を…感情を…
抑えて 生きてきたんだろうな…

何となく 想像できたこと

それでも 寂しかった

一緒にいるのに…
一人でいるより もっと…

あの時の私には
あの場所しか無かったから…

ドライブに行った時

大好きな 車の話を振ると…
キラキラした目で 夢中になって話す…

夫の顔が好きでした

うれしくて
何にもわからない車のこと…たくさん質問して

気づいたら何時間も話していた…
…なんてこともありました。

いつかは…
心を開いてくれるだろうか…

"どうして 彼は話さないの"

実家で不満を言われたことも…
一度や二度ではありませんでした。

それとなく 彼に伝えてみると…

“プレッシャーで余計に話せない”と(;^ω^)

実は私自身も…

実家では安心して話せず…
プレッシャーに感じていたので

彼もまた 感じ取っていたのだと思います。

"○○取りに来て "

ありがたい頂き物とはいえ…
実家に呼ばれるたびに…二人 ピリピリムード(-"-)

お正月など 長居になる時は…
到着するまでにケンカが勃発(;^ω^)

私だって…心を開いてない実家…

ましてや 
夫との会話は 私だって一方通行…

一体どうしろと⁉

それにしても…
結婚前はもっと話してくれていたような…
気にならなかっただけ⁉

今思うと…

当時の私は
“聞いて欲しい”…が過ぎた上に
質問力が足りなかったようにも思います。

本当は…
彼の方が私よりもずっと
話を聞いて欲しい人だったのかもしれません

そんな思いには及ばず…

いつでも どこでも 一人舞台
私ってピエロ? なんかバカみたい…

そんな風にまで 思うようになり…

それまで気にならなかった所が
急に 目に付くようになりました。

挨拶…お礼…何気ない一言

ぶつかったら謝るとか…
そんな当たり前のこと…どうして言えないのだろう…

仕事場では⁉ やってるよね…
やらなきゃ 人として疑われるでしょ(;・∀・)

考えれば考えるほど…分からなくなる

夜中に大きなエンジン音…
平気で立てるとか

私がそれまで常識と思っていたことが
彼の中では…ことごとく違ったようでした。

何かにつけ 文句を言う様になった私に
それでも…何も言い返さなかった夫

親に散々言われて 嫌だった
“普通は○○でしょ” という言葉

夫に対し 繰り返し言っていたことにも
私はその時 気づいていませんでした。

実はこの時 夫は
かなり我慢をしていたようで…

その事を…
ずっと後で 知ることになったのです。

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