何があってもひとりじゃない

一夜明けた昨日の朝…
目覚めるとモヤモヤは消えていた

不安も焦りも悲しみも
ほとんどなくなっていた

ただ 心が空白というのか
何も感じていなかったというか

虚しさでいっぱいだった

やる気は起きない
それでも

“サツマイモのスイーツを作って食べたい”
昨日心が訴えていたこと。。。

一日遅れだけど
行動することにした

サツマイモを買いに出たものの
たまたま行ったお店にピンとくるものが無くて
あきらめてしまった

“直感だろうが 思考だろうが
心に浮かんだことは即実行する”

昨日の晩 嫌っていうほど心に刻まれたから
乗り気じゃないけど行動してみる

とりあえず 材料を調達しに
指定された場所に向かう

卵も買いたいから
いつものスーパーが良いんだけど

サツマイモはあっちで買いたいって?
わがままだな~苦笑

でも 何かあるのかもしれないね
うん、行ってみよう

歩いて5分ぐらいのところなのに
足取りは重い

道すがら
信号待ちをしている時だった

向かい側で
やはり信号待ちをしている子供がいた

自転車に乗った可愛らしい男の子 
小学校低学年ぐらい?

信号が青に変わったので歩き出すと
その子がすれ違いざまに声を掛けてきた

「こんにちは!」

えっ?私に?聞き間違い?

あっけにとられて
何も言えなかったけど…

私の反応を確かめるように
通り過ぎた後も じっと私を目で追っている

振り返ってニコッと笑って返すと
安心したように前を向き直して去っていった

あったかい…愛を感じた

心配しているような?
気にかけるような?

その子のまなざしが
私にはそんな風に見えたのだ

思わず涙が出てくる

なぜだろう…

不安感 焦りなど 
ネガティブモードの時

そういう時は
明らかにネガティブな世界に入っているので
そこに生きる人も皆 
何かを抱えている気がする

自分のことでいっぱいいっぱいなのか

周りを見る余裕が無かったり
人に優しくできなかったり

だから 対応が素っ気なかったり
冷たく感じたり 

そんな振る舞いの人が多い気がする

心を閉ざしているように見える人もいる

私も そういう時があった…
だからよく分かる 

したくても出来ないのだ

同じ “ネガティブな世界” のはずなのに

悲しみや絶望に打ちひしがれている時
周りがとても優しく感じるのはなぜだろう?

以前にも
同じようなことを感じた時があった

いつもは高圧的な人が
優しかったり

何も言ってないのに
温かい言葉を掛けてくれる

いつものお店の店員さんも 
とても優しい

そう感じるだけだろうか?

もしかしたら 
悲しみのエネルギーをまとっている人を
知らず知らずに感じ取っている?

守らなきゃ。。。 
優しくしなきゃ。。。

そう感じて
自然に愛を向けたくなるのだろうか?

もしくは 神様が
これ以上痛手を負わせないように
プロテクトしてくれてるのかもしれない…

そんなことも感じた

どちらにしても…

いつもとは違う
やわらかい空気が そこには流れている

そう 強く感じた

一人じゃないんだ 

こんなにもあたたかい世界に私はいる

いつだって守られてる
だから大丈夫

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