たかがお留守番 されどお留守番⁉

昨日 母が古い友人と食事のため東京へ

長時間家を空けるということで
うつ病を患う父の事を心配して

留守番をお願いされました。

めったに人に甘えることをしない母が
珍しく私を頼ってくれたのは正直嬉しくて

ところが
実家に着くなり 母の態度が怪しい(>_<)

このところ 
私のエネルギーが変わったようで

そういうことは
これまでも 何回かあったのですが

どちらか一方のエネルギーが変わると
一時的に不和が生じるらしいのです。

他人だったら
合わなくなったら 自然と離れていくものですが

家族の場合は
そういうわけにもいかないところもあって

最近は余りなかったのですが
私に対する批判的な言葉もちらほら

でもとにかく 黙って聞き入れる
決して感情を揺らすことなく。。。

言いたいことを言うと
母は そそくさと出て行きました。

母と行き違いに
近くの医院から戻ってきた父

二人で10時のティータイム 
でもちょっとまだぎこちない笑

「夕方までいるから もし行きたい所があったら
遠慮しないで行っていいからね」

心配性の母に遠慮して
普段は余り外出を言い出せない父

帰って早々
「買いたい本があるから行ってくる」と(;^ω^)

やっぱり苦笑

12時を回った頃 戻ってきた父とランチタイム
メニューはオートミールのお好み焼き♡

この間 
家で作って食べたらめちゃくちゃイケたのに

勝手が違うとうまく焼けないもんだ。。。
って言い訳だね(;^ω^)

食事を終えるなり 
いつもはそそくさと部屋に入る父が

なかなか 席を立とうとしなくて
私に気を使っているのがわかりました。

「3時のおやつにまた声を掛けるからね
寝ていてもいいよ」

後片付けを始めた私をよそに
立ち上がる気配がありません。

ということで
本格的に話しかけてみる笑

父は躁鬱があるのですが
うつ状態の時は 返事一つしか返ってきません。

今日は状態が良いと母から聞いていました。
それにしても 喋る喋る笑

昔の事 サラリーマン時代の話
父の家族の話 趣味の話 社会問題

そして 父と私にしかわからない
押しが強い母の ちょっと苦い話笑

それから

父が会社員になる前 作家になりたいというと
父親に怒鳴られ断念したという話

そして

そんな父に似て 文章を書くのが好きで
ブログに一番熱が入っていること

今 取り組んでいることや
これからの夢など父に向けて初めて語りました。

私の話に真剣に耳を傾け
理解しようとしてくれる父

「頑張れよ」と言ってくれた父の目が
心なしか輝いているように見えました。

叶わなかった自分の夢を  
私に託しているかのように。。。

照れ屋で不器用な父と
家族には素直に自分を出せなかった私

うつ病になる前の父とも
こんなに膝を突き合わせて話したことはありませんでした。

父の口からは
冗談も たくさん飛び出して

記憶は飛んでいたものの
まさにかつての父の姿がそこにありました。

父との語らいは 4時間にも及びました。
途中沈黙もありましたが なぜか気にならず

楽しい時間を過ごし 
上機嫌で帰宅した母に

「何話していたの」としつこく聞かれた苦笑

確かに 誰もが驚くことでした。
ちょうど帰宅してきた兄も目を丸くしたぐらい笑

「色々ね」と意味深な⁉返事を返しました。
だってその通りだし苦笑

あとは父の口から聞くだろうし
頭の体操にもなってちょうどいいかも笑

今日という今日は
本当に神様が与えてくれた時間だったと思います。

「お友達とはお互い体が動く内に
たくさんお出かけした方がいいよ」

なかなかうんと言ってくれない母も
「そうだね、ありがとう!」

素直に答えてくれた(*^^*)

父の気持ちが少しでも晴れるなら
楽しい癒しの時間が作れるなら一石二鳥

こんな幸せなことはありません。

本当に尊くて 有り難い時間でした。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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