悲しすぎる別れ

大切な人を失ってしまった

離れるしかなかった

お互い見ている方向が違い過ぎて

隔たりは大きくなるばかりで

自分を大切にするために

相手にもそうであってほしくて

ずっと 言い続けてきたこと

伝わってなかった?

多分 この別れを通して

彼はその事を 身をもって知るのだろう

その先にある 真の幸せをつかむために

それこそが

彼が私と出会った意味なのだろう

まるで双子のようだった

「こんなに似てる人っているんだな」

彼も言った

「同性でも一人しか会った事ない」

ずっと時を重ねてきた親友みたいだった

時間なんて関係ないんだな

どうして この世には

性別なんて存在するんだろう

こんなに悲しい別れ 離別という形の

今まであっただろうか?

「俺が変わったら また会えるのかな」

彼は言った

「わからない」

魂では きっと わかっていたのだろう

“もう出会うことはない”

だから こんなに悲しいんだろうな

これも 幸せの道に繋がっているのか

今はまだ その答えが見えない

頭では理解しても 心が追いつかない

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