親の何気ない言動が思わぬ影響を及ぼします。

こんにちは。
ヒーリングライフコーチ yukoです。

本日は ちょっと重めのお話

親が何の気なしにした行動が
子供にとっては
とても深い傷になりうるという

そんなお話を
私の経験を例にお伝えしたいと思います。

私には子育て経験がありません。

察するに
一人の人間を育てるって本当に大変な事

ましてや 20代なんて
自分にすら余裕がなかったりする

そんな時期から始まる子育てなんて

私だったら
きっと務まらなかったのではないか?と
思うのです。

だから正直
言える立場ではないのかもしれませんが

あくまで 子供側の立場で
お伝え出来ればいいなと思いました。

私が5歳の頃の事です。

母の実家に兄と三人で帰省したのですが

帰る当日になって
「まだ おばあちゃんの所に居たい」とごねた私

みんなが説得したことでしょう。

私が納得しなかったのでしょう

また1週間後に迎えに来るつもりで
私を置いて帰ることに決めました。

私の分の荷物だけ残し 実家を後にします。

いつものように 
新幹線の駅まで見送りに行った祖母にくっついて行った私

母と兄に一旦お別れをします。

ところが発車する直前になって
急に心細くなったのか

「やっぱり帰る」と言い出したようなのです。

説得も聞かず 半べそをかき抵抗する私

そこで 母も腹が立ったのでしょう

「荷物も置いてきたんだから」と
無理やり置いて帰ったということです。

おそらく 
私がその後大騒ぎしたのでしょう。

仕方なく 
後から祖母が家まで連れて帰ってくれたという
エピソードがあったそうです。

私の中では 
それが相当辛い出来事だったようで
記憶を封じ込めてしまったようなのです。

45歳でインナーチャイルドによる対人恐怖症になって
初めて知ることになりました。

インナーチャイルドというのは
「内なる子供」という意味で

子供の頃のトラウマのようなものです。

職場の同僚との関係性において
その事とリンクするような出来事が起きたことで

発症したということでした。


その後 働くことはおろか
外出さえもままならなくなりました。

そこまで至らなくても

人間関係をうまく築けないことにより
仕事が続かないとか

引きこもりになってしまうとか

そういう人も少なくないと思います。

実際 親が亡くなった後も
そこから抜け出せずに苦しんでいる人もいます。

私自身も

家族関係だけではなく

学校生活、社会生活、パートナーシップなど
あらゆる人間関係において

「どうして うまく人間関係を築けないのか?」

「自分は性格に問題があるのだろうか?」

ずっと悩み、自分を責めてきました。

色々と答えを探す中で

母との関係性が 
すべての人間関係に影響を与えていることも

分かってはいたのですが

どうしてよいのか成す術がなかったのも事実です。

近しい関係だからこそ
一度こじれてしまったものを修正するのは

並大抵の事ではないと思います。


だからこそ 
もう少し早く対処していたらと思うこともあります。

子供は 必ず
何らかのサインを出しています。

私も その出来事があって以降

近所の子供をいじめるようになったり
お店から 黙って物を持ってきたりといった

問題行動が出てきたようです。

気づいて欲しくて
こっちを見て欲しくて

親を困らせるような行動をしていた訳です。

想えば 私にはずっと

「自分は受け入れられる存在ではない」
という強い観念がありました。

この事が大きな原因になっていたのではないかと
思っています。

あの時 5歳の私は
母に見捨てられた と思ったのでしょう。

子供というのは
「親に愛されていないんじゃないか」
と感じた時に

生きるか死ぬかの恐怖を感じるそうなのです。

今なら 母の気持ちも十分理解できます。

大人には大人の事情もありますし
悪気がなかったのも分かります。

私自身が 
人一倍繊細な子供だったというのもあると思います。

私の身近に 
かつての私と似たケースがありましたが

いち早く気づいて、接し方を変えたことで
驚くほど好転したそうです。

もし あなたが
必要以上に生きづらさを感じているなら

親子関係が影響しているかもしれません。

私自身
人生の仕組みを知り

生まれる前に決めてきた魂の成長のテーマに沿って

親も 起きる出来事も選んできたこと

そして
経験のすべてが必要だったことを
身をもって感じています。

だからこそ
今では一番の理解者であり、応援者でもある母には
本当に感謝しかありません。

今回母に事前に伝えたところ
快く承諾してもらえたので記事にしています。

もし、何か胸に抱えているなら
親御さんに伝えてみるのもいいかもしれません。

親とはいえ 別の人間ですから
気づけないことがたくさんあるのです。 

私の母も 
対人恐怖症になって初めて私の思いを知り

関わり方を変えてくれたことで
親子関係が大きく変わりましたし

私の人生も変わっていきました。

勇気がいることだとは思いますが

あなたの事を 心から理解したいと
親御さんも思っているはずです。

もちろん
親御さんに話すのが難しい状況であれば

こちらでお聞かせいただいても。



一人で抱え込まずに
そんな時は お声を掛けてくださいね。


今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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