対人恐怖症(社交不安症)について
こんにちは。
スピリチュアルライフコーチ yukoです。
本日は 対人恐怖症についてお話したいと思います。
対人恐怖症 とは
『 他人にどう思われているか不安になり
他人との交流や人前での行為などの
不安が生じそうな状況を避けることにより、
日常生活に支障が出ている状態のこと 』
これは不安症の一種で 最近では「社交不安症」と
診断されることが多いようです。
主な症状は 手足・声の震えや動悸、
発汗や赤面、腹部の不快感、息苦しさなど
原因は 遺伝的ものというよりは
育った環境など環境要因の方が大きいようです。
対人恐怖症は 放置してしまうと
治る可能性は低いそうです。
精神神経科や心療内科で治療もできますが
薬に頼らず、心理療法、精神療法、心理セラピーといった
治療法もあるそうです。
私は 7年ほど前「対人恐怖症」を経験しました。
通勤電車にも乗れなくなくなり、退職を余儀なくされました。
この辺は パニック障害と症状が似ていますが、
パニック障害は 特に理由もなく突然起こるのに対し
対人恐怖の場合は他人からの視線や評価を恐れるために
起こると言われています。
他人はおろか 仲の良かった友達すらにも
会うことができなくなり
ほとんど引きこもりに近い状態でした。
私の場合 近くに「ヒブノセラピー」を行っている
アロマサロンがあり、治療を試みたのですが
極度の緊張から
先生に 完全に身を委ねることができず断念
カウンセリングからのスタートになりました。
原因が幼少期にある というところまではわかっても
いつ どんなことがあったかまでは特定できず
どうやら 私の中で
完全に記憶を封じ込めてしまったらしいのです。
ある ワークの中で
「生まれた時からの写真を順番に辿っていく」
という課題がありました。
改めて アルバムを一枚一枚見ていくと
ある時を境に 私の顔つきが
明らかに 変わっているのが分かりました。
それまでは 本当に 屈託のない子供らしい顔
何も考えていないような(笑)
それが 突然 カメラから目を逸らし
物思いにふけるような憂いに満ちた顔
「ここで何かがあったんだな」と思いましたが
思い出すことはできませんでした。
実は それより以前に 同じ様な事を
言われたことがありました。
知り合いで とても霊感が強く
オーラや過去、守護している霊などが視える方がいて
その人が言っていた時期と重なっていました。
そして その時のトラウマが
全ての人間関係に影響を与えているとの事でした。
「幼少期に受けた心の傷が大人になっても
大きな影響を与え続ける状態」
これを「インナーチャイルド」といい
直訳すると「内なる子供」
これは どんな人も 大なり小なりあるようですが
場合によっては 大人になってから
突然出てきて 悪さをしてしまうことがあるのです。
私は この仕事をするようになって
親や先生や周りの大人が悪気なく取った行動が
子供にとっては その後の人生を大きく変えてしまうほど
大きな傷になることがある
そして大人になっても ずっと抜け出せずに
苦しみ続ける人が多いということを痛感しています。
小さい子供というのは 親に怒られただけで
「愛されていない」と感じ
「命の危険すら感じることがある」と聞いたことがあります。
大概 親にとっては何の気なしにした言動で
だから 親自体忘れてしまっているケースも多いです。
私は 母親経験はありませんが、
今なら 当時の親の気持ちがよく分かります。
私自身 20代、30代だった時を思えば
今と違ってとても未熟だった自分がいました。
そんな年代で母親になって
一人の人間を まだ何もわからない状態から
育てるということが どんなに大変だったか
それを同時に 二人とか
しかも全然違う人格の人間です。
それはそれは大変な事だと思うのです。
世の中のお母さんを 心から尊敬します。
聞き分けがなくて 話も通じなくて
まるで宇宙人みたいな(笑)
そりゃイライラもするでしょうし(;^ω^)
感情に任せて 行動することもあるでしょう
とはいえ子供は
そういった事情は理解できないので
やはり 親として関わる人はもちろん
先生や周りの大人、私達一人一人が
自覚のある行動を心がけることが大切かなと
思っています。
スピリチュアル的には 自分を苦しめた相手ほど
強い絆を持ち、敢えて悪役を買って出てくれた
他の誰よりも愛に満ちた魂ですし
実は あなたに対し
無条件の愛を持っているということになるのです。
また、インナーチャイルドを持ったお子さんのお母さんは
やはり 同じ様に子供の頃の心の傷を持っているケースが
多くあります。
インナーチャイルドは 自分で癒すこともできます。
ですが 時間はかかりますし
原因が分からないと それも難しいと思います。
人は意識にない事を手放すことはできないからです。
そういう意味で ライフコーチとしても
出来ることがあると思っています。
傷を持った子供というのは
色々な形でサインを出しているはずなので
それに 少しでも早く気づいてあげること
理解してあげること
それだけでも
まったく違った結果になると思っています。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。