明るい兆し
大切なソウルメイトと
離れることを選んだ
そうするしかなかった
性別は男女でも 私にとっては
かつて経験したことがないほど
分かり合える親友だった
もちろん
本来の自分で生き始めたからこそ出会えた存在
まるで双子みたいに似ていて
自然体でいられて 何でも言い合えて
おそらく 今までの人生で
最も濃くて 最も短い時間だった
だからなのか
瞬く間に過ぎ去ってしまった
ブログに向かうと
否が応でも現実を見ることになる
気を反らそうとしても
またここに立ち戻って胸が苦しくなる
そんな折に 母からTEL
こんな時にかぎって
母の声が いつもの何倍も優しい
思わず泣きそうになって声が上ずる
いかん、いかん苦笑
人生において
一人ぼっちと感じることは何度もあったけど
つらい時には
こうやって支えてくれる人も必ずいる
一人じゃないんだなとつくづく思う
とはいえ いつでも絶対的な味方
お互いそういう存在になれたはずだった
でも 自分で選んだ道
彼と目的地が違う道
性別を超えられなかったのは
真のソウルメイトではなかったから⁉
未だ答えは出ない
落ち込んでいる暇があったら
彼の幸せな姿を想像してみよう
その瞬間 私も幸せになれる
勝手に笑顔になっちゃう
魂の繋がりがあるなら
また 違うかたちで出会うだろう
それまで しばしのお別れ
だから もう泣かないと決めた
ゆっくり すこしづつ
後ろを振り返りながらも
前に進んでいる