やっぱり敵わんな～(´ー｀)

先日の朝、兄から突然LINEが来た。

「グアムのお土産をお届けしたいのですが、
夕方いますか？」

お決まりの…ガッツリ敬語(苦笑)

話す時は普通なんだけどな(;^ω^)

「お気遣いすみません！夕方いますよ」
こっちも負けじと応答笑

少し前まで
こんな他人行儀なやり取りが嫌だった(´-ω-`)

最近はあまり気にならなくなったけど…

めったに連絡しないから
かしこまっちゃうのかな(;^ω^)

半年ぐらい⁉もっと前だったか…
兄と初めて膝を突き合わせて話をした。

対等に話せたという方が正解かな…

私にとっては　ずっと
はるか高く見上げる存在だったから…

私自身　ここ数年で　
状況がガラッと変わったので

一度はきちんと話さなければと思っていた。

会社勤めを辞めて
スピリチュアルの世界に入ったこと…

私のエネルギーが極端に変わったことで
母とはお互い違和感を隠せなくなり
距離を置いていること…

うつ病の父も含め、両親の今後について
兄にお願いする必要もあったのだ。

さらに　これまでの事も　
兄に対して抱いてきた感情もはじめて語った。

ずっと抱えてきた私に対する誤解や疑問…

兄の中でも
ようやく点と点が繋がったようだった。

理解を示してくれた兄…
初めて心が通った…そんな感覚だった。

いつ様子を聞いても忙しそうな兄だが、

このところ
さらに激務が続いているらしい(´ー｀)

「休みなく朝から晩まで仕事して
倒れなきゃいいけど…」
少し前　母から心配のメールが届いていた。

「大したものじゃないけど…」

お土産を手渡しながら照れ臭そうに笑った兄

駐車場で5分ぐらい話しただけだったが

ほとんど寝ていないのか…
暗がりの中でも疲れて眠そうなのが見て取れた。

大したものかどうかは　どうでもいいこと

大変な状況の中
わざわざ仕事の合間に届けてくれる…

その気持ちが嬉しくて
しばらく感動しきりだった(´ー｀)

そう言えば　去年の大晦日…
珍しく軽い口ぶりでLINEをしてきた兄

「明日、家にいる時間ある？
孫を見せに行こうかと…まだ見てねーだろ？」

去年の11月　姪っ子が出産
子供の顔もまだ見れていなかった。

兄や義姉が送ってくれた写真を見て
勝手に癒されていただけ(´ー｀)

今年の元旦も　そんなこんなで
実家には顔を出さないつもりでいた。

両親と兄以外　昨今の私の状況を知らない…

“仕事を辞めてから何をしているか分からない上
めっきり実家に姿を見せなくなった”

何となくバツも悪かったのだ。

年末母に「お正月どうする？」と言われて

「うん、遠慮しようと思ってた」

意外にあっさり受け入れてくれたことに
正直ホッとしていたのだ

家族の中に居ても一人場違いな感じだったから…

それでも
ひとり　自宅でお正月を迎えるはずだった私への
兄の気遣いがありがたくて、
結局顔を出すことになったのだが…

本当にこの人はすごいなと改めて思った。

万年　忙しくて
さぞかし心も体も余裕が無いだろうに…

自分がどんな状況であっても
誰に対しても気遣いを忘れない…

仕事絡みはもちろん
お世話になった人、家族や友人、親戚に至るまで

とにかく広く細やかに気が回る人

とてもじゃないけど　私には真似できない

奇しくも　両親と疎遠になってから
兄とは少し関係性が変わってきたように思う

これまでも　それぞれが
それなりに　気にかけてはいたけれど…

正直　心が通っている気がしなかった。

今も　相変わらず言葉は少ないけれど
何か温かいものが流れているような感覚…

今になって　やっと
本物の兄妹らしくなってきた(;^ω^)

今日は兄の誕生日…

覚えている限り　
お祝いの言葉なんて掛けたことが無い

掛けられたことは…
一度や二度はあったかもしれないけど…

今日もあえて掛けるつもりはない

還暦まで　あと数年…
どうせおめでたくなんてないでしょ笑

とはいえ…この場を借りて

お誕生日おめでとう！

今日ぐらいは
自分の体を労わってあげてよね。